第12回ロンサムジャンボリー

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1977年12月4日に開催された第12回ロンサムジャンボリーの会場パンフである。
表紙デザインは、そのころ発表されたアルバム、The White Brothers Live in Sweden1973のジャケットデザインを模したものと推察できる。
ここまでやるなら、右上タイトルの書体デザインにも一工夫ほしかった。手書きの苦労はわかるが。
昨年のパンフの誤字を反省したのか、今回は正しくきれいにまとめてある。
なお現物はB4コート紙墨単色印刷で8ページ中綴じ製本された立派なものである。
3ページ目、1977年の主な活動を文書化してある。
夏休み前半は宝塚、後半は軽井沢フェスに遠征したようだ。
当時はまだ箱根フェスは開催していない。箱根は1978年から。
フェスでの活動で音楽としてのブルーグラスのブの字にもふれていないところは、メンバーの本領発揮といったところか。


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4ページ目、2回生と1回生の紹介記事である。
どこの大学でも多分そうであるように、彼らが先輩からまともな人間として扱ってもらっていないことを如実に物語る内容である。
文中高橋信夫氏が現在も使っている愛称「エルビス高橋」を当時から使っていたという事実を知った。
不遜である。
5ページ目。3回生レギュラーバンドへのインタビュー記事である。
内容は多分に作為演出が入っているものと思われるが、一部ある意味で本質をついている。
6ページ目。3回生レギュラーバンドの個人紹介記事である。
各個人の評価、人物感など的確で、また内容の歯切れ良さから、おそらく記述は鈴木常元氏ではなかろうかと推察するが、確認していない。
なお氏は現在日光輪王寺の僧として仏門にいる。


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7ページ目。OBバンドの紹介と写真スナップ。
このようなスナップ写真を利用したコラージュは前記鈴木常元氏が得意とするところで
しかも出身地日光のPRを画面中央に配置する抜け目なさなど
このようなところから、このパンフの作成黒幕は鈴木氏ではないかと推量するものである。
それぞれの写真構成にその人物たちの人となりが現われており
当時の現場を知るものとしては、思わず喝采するものである。
最終面。裏表紙である。
表紙と同じく当時発表されたアルバムOld and in the wayのデザインを模したものである。
アルバムとまったく同じ構成であるが顔のみを当時のレギュラーバンドメンバーの似顔絵に置き換えたものである。
文字書体といいこれは見事なデザインといえる。
軽薄な本文をこの絵一枚で引き締めた感がある。
ステージ進行の台本である。
前年11回のものと違いB5サイズ8ページの堂々たる進行表である。
ただし表紙の注意書きはほとんど前年のものを踏襲している。
タバコ、飲酒に対する注意などまったく同じであり、当時のバンド体質を大いに物語っている。


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台本2ページ目仕事割表である。
前年から時間割がさらに細かくなり進歩している。
チューニングの時間を10分単位で記述してあり、演奏に対する姿勢向上の現われと思われる。
台本3ページ目。
ロンサムジャンボリーキックオフのレギュラーバンドの1ステージ目の詳細が記入されている。
楽曲はこのとおりできるかどうかは別として秒単位で記載されている。
マイク配置照明も詳細に記載された本格的なものである。
PAは当時からPAプロにお願いしていることがわかる。
なおPAプロは現在も箱根フェスのPAを担当している。
台本4ページ目。
ロンサムジュニア見習である1回生の進行表である。
楽曲の最初はおなじみの初心者必須演奏曲であるが後半は難しい曲にチャレンジしている。
恐れを知らない身の程知らずがなせる技か。


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台本5ページ目は2回生バンド、ロンサムジュニアの進行表である。
正規バンドの中でここだけ各楽曲の所要時間の記載がない。
7曲をともかく25分の中で演奏できると計算したのだろうか。
台本6ページ目はOBタイムの進行表であるが、内容はまったく白紙である。
おそらくOBの権威に恐れをなしたか、またはわがままにほとほとあきれて放っておいた、というところではなかろうか。
台本7ページ目。
3回生レギュラーバンドの2回目本番ステージの進行表である。


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台本最終面、裏表紙である。
ジャンボリー全般の進行上の注意事項が的確に記載されている。
スムーズなステージ進行への留意と観客および関係者に礼をつくすことなど十分な配慮が窺え
現在のフェスやコンサートの進行にも十分通用する内容といえる。
なおその中に、さりげなく括弧書きでブスへの対応が記載されている。